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webgen導入メモ (1) インストール編

このページの情報はwebgen 1.4.0をもとにしています。

webgenとは、静的にウェブサイトを作成するためのツールである。
静的というのはCGIなどのスクリプトでページをリクエストのつど生成するのではなく、最初からHTMLが存在するというぐらいの意味合いである。
そのため、CGIなどが使えないレンタルサーバにおいても使えるという特徴がある。

この手のツールを総称して静的CMS(Content Management System)というらしい。
かつては静的CMSもあまり広まっておらず、旧版の記事を書いた時点ではwebgenぐらいしか見つけられなかった。
しかし、この記事を書いた時点では静的CMSが静的だけに静かなブームとなっており、今や数多くの静的CMSが存在している。その中でももっともメジャーなのが同じRuby製のJekyllだろう。これはブログを作りやすいというのが売りのようだ。
正直言って普及度ではwebgenはJekyllなどに大きく水を空けられてしまっている感がある。とはいえ、自分のやりたいことはこれで実現できるし、これまで使ってきて使い方を把握しているというのもあるので、それでも私はwebgenを続けるよ。

静的CMSがHTMLを普通に作成するよりも優れている点として、以下のものがある。
  • Markdownなどの簡略記法によってHTMLタグを書かなくてもページを作成できる
  • テンプレート機能によって共通のページ構成を作れる
  • メニューやパンくずリストを自動生成してくれる
  • プログラムによる自動生成を組み込める


この記事では、そんな素敵ツールであるwebgenの導入方法を紹介する。

対象とするwebgenのバージョンは現時点での最新版である1.4.0とする。

webgenはRuby上で動作するツールであるので、Rubyの実行環境のインストールが必要である。

Windowsであれば、Ruby Installer for Windowsをインストールすればよい。以下の説明ではWindowsを前提として説明する。
今回は2.2.4の32ビット版をダウンロードしてインストールした。

Rubyはgemというパッケージ管理システムを持ち、ダウンロードしたファイルをインストールフォルダの下に保存するので、インストール先はUACの管理外の場所がいいだろう。デフォルトではCドライブの直下にRuby22というフォルダを指定しているので、そのままでよい。
「Rubyの実行ファイルへ環境変数PATHを設定する」にチェックを入れておくとコマンドラインからRubyやwebgenを実行できるようになる。ここでチェックしていない場合は手動で環境変数PATHを設定すること。

Rubyがインストールされた後は、webgenをインストールする。Rubyのパッケージ管理システムであるgemを用いてウェブ経由でwebgenをインストールすることが可能である。上記インストーラではgemも同時にインストールされる。
コマンドプロンプトで

gem install webgen
と入力すればwebgenがインストールされる。なんて手軽なんだろうか。
なお、プロキシがある場合は、Windowsのインターネットオプションで設定しておくか、またはコマンドを実行する前に環境変数HTTP_PROXYを設定しておく必要がある。コマンドプロンプトで
set HTTP_PROXY=http://プロキシサーバのホスト:ポート番号
と入力すれば、そのコマンドプロンプトでのみ環境変数の設定が有効になる。

また、Rubyはそのままだとテキストファイルの文字コードをシステムのデフォルト(日本語ではShift-JIS)として解釈するようで、このままwebgenを実行するとエラーを吐いてしまう。
それを回避するためには環境変数RUBYOPTを「-EUTF-8」に設定するとよい。

コマンドプロンプト上で
webgen version
を実行して、バージョンが表示されることを確認する。
無事表示されればwebgenのインストールは完了。
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