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レッドスプライトは英国面に堕ちました

週刊少年ジャンプに連載中の漫画「レッドスプライト」の第4話で名前が判明した登場人物の元ネタを軽く調べてみた。
どうせほっといてもウィキペとかニコニコ大百科とかの住人が詳しく書くんだろうが、せっかくなのでここに供養する。
どうやらイギリスの兵器、それも英国面と俗に言われる癖のある珍兵器が元になっている模様。

リベルラ
薄い色の髪にヘアバンドをつけたそばかす顔の男性。
元ネタはマイルズ社の航空機。
綴りはLibellulaで、イタリア語でトンボを意味する。
先尾翼機のように、主翼が機体の後方についており、前方に主翼より小さな前翼がついた不思議な形をしている。試作のみで実運用はされなかった。
マイルズ リベルラ - Wikipedia

ガネット
傷跡のついた坊主頭の男性。
元ネタはフェアリー社の航空機。
綴りはGannetで、名前は英語でカツオドリを意味する。
太短い胴体が特徴的で、「世界でもっとも醜い航空機」とも言われる。1955年から1978年まで運用された。
フェアリー ガネット - Wikipedia

ハボクック
黒髪の短髪の大男。
元ネタは男のロマン兵器「氷山空母」の計画名。日本語ではハバクックとも言われる。
綴りはHabbakukで、旧約聖書のハバクク書(Book of Habakkuk)に由来するようだ。綴りが微妙に異なることに注意。
本物の氷山を空母として使うという英国面が色濃く出た無謀すぎる計画であり、当然計画倒れに終わった。
氷山空母 - Wikipedia
ハボクックとは (ハボクックとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

シーガル
薄い色の髪の短髪の男性。
元ネタはおそらくスーパーマリン社の水陸両用機だろう。綴りはSeagullで、名前は英語でカモメを意味する。初代と2代目が存在する。珍兵器揃いの中ではまともな兵器だ。
Supermarine Seagull (1921) - Wikipedia, the free encyclopedia
スーパーマリン シーガル (2代) - Wikipedia

パンジャン

薄い色のアフロヘアーの男性。
元ネタはみんな大好き「パンジャンドラム」。Wikipedia曰く「第二次世界大戦中にイギリス軍で開発が行われていたロケット推進式の陸上爆雷」。
綴りはPanjandrum。サミュエル・フットの詩『偉大なパンジャンドラム(The Great Panjandrum、「お偉方」の意)』から引用された。
巨大な鉄の車輪にロケットを多数つけて、制御装置一切なしで噴射の反動で転がすという英国面の極致。
パンジャンドラム - Wikipedia

もう1人「フォール」という薄い色のロングヘアーの女性がいるが、これは元ネタを発見できず。
ダウンフォール作戦ぐらいしか見つからないがたぶん違うだろう。

ついでの調査。
エデニアは言うまでもなく旧約聖書のエデンが元ネタだろう。
エデン - Wikipedia

マゴニアはフランスの伝説の空中大陸。
そこの住民は空飛ぶ船で地上にやってきて、雹交じりの暴風雨や大嵐を起こして作物を地面に落とし、それを奪っていくらしい。
マゴニア - Wikipedia

主人公の苗字フラムトの綴りはおそらくFrampt。由来を探ると、Fromeという名前の川の名前に古英語のtun(農場)がくっついてFramptonという地名ができ、そこから派生した苗字のようで、バリバリのアングロサクソン系。勝手にドイツ系かと思ってたわ。普通の日本人はぱっと思いつかない耳慣れない苗字であり、何か意味が込められてそうだが…
Frampt Surname, Family Crest & Coats of Arms
ちなみに検索するとゲーム「ダークソウル」の王の探索者フラムトばかり引っかかる。

最大手の週刊漫画誌とミリタリーネタの組み合わせだし、ネタに気づいて騒ぐ人がもう少しいるんじゃないか?と思ったが、意外と誰も気にしない。それがちょっと意外であり物足りなくもある。

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